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クロチャワンタケ(学名 ''Pseudoplectania nigrella'')はクロチャワンタケ科に属する菌類の一種である。 == 形態 == 子実体は最初は口がすぼまった壷状ないし椀状であるが、じゅうぶんに生長すれば浅い皿状に開き、ほとんど柄を欠き、直径 8–20 mm、高さは 2–5 mm 程度である。くぼんだ内面はほとんど黒くてやや光沢があり、ほぼ滑らかかまたは粗大な浅いしわを生じることがあり、この面が子実層となっている。外面も黒く、微毛を密生しており、ビロードのような手触りがある。 胞子は個々の子嚢の内部に8個ずつ形成され、無色でほぼ球状をなし、内部に1個から数個の小さな泡状の包含物を有し、表面は平滑である。子嚢は細長いこん棒状から野球のバット状を呈し、その壁は厚くて無色、先端部に厚い「蓋」を備える。子嚢の間に多数存在する側糸は先端が僅かに太まった糸状で、内部に黒褐色の顆粒を多数含み、先端は鉤状に屈曲しない。 子実体は、肉眼的には黒っぽい外皮層とほぼ白色の髄層とで構成され、前者は多少とも黒褐色の細胞壁を備えた多角形の細胞からなり、その最外層の細胞からは円筒形・黒褐色で滑らかな表面を持つ長い毛が生じ、互いにからみ合いつつ子実体の外面をおおう。髄層は密にからみ合った無色の菌糸群で構成されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロチャワンタケ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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