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クロツリバナ
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クロツリバナ
クロツリバナ(黒吊花、学名:''Euonymus tricarpus'' )は、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。別名、ムラサキツリバナ(紫吊花)〔〔『日本の野生植物 木本II』pp.37-38〕〔『樹に咲く花(離弁花 2)山溪ハンディ図鑑4』pp.426-427〕。 == 特徴 == 樹高は2-3mになる。今年枝は緑色でなめらか、前年枝は紫褐色で、古い幹の樹皮は灰色になる。冬芽は長さ7-12mmで、芽鱗は7-10個が瓦重状に並ぶ。葉は年枝ごとに1-3対対生し、葉身は長さ2.5-12cm、幅1.5-9cm、形は楕円形で、先端は鋭くとがり、基部はくさび形ないし円形となる。縁には細かい鋸歯があり、葉の両面とも無毛で、いちじるしいしわがあり、表面の葉脈はくぼみ、裏面で隆起する。葉柄は長さ5-10mmになる〔〔〔。 花期は6-7月。今年枝と前年枝の間にある芽鱗痕わきから、長さ2.5-5cmになる1対の集散花序を垂れ下げる。総花柄は長さ2-4cmで、その先に径約8mmの暗紫色の花をふつう3個つける。花柄は長さ5-10mmになる。萼裂片は5個で、広卵形で長さ約1.5mm。花弁は5個あり、ほぼ円形で径約3mmで、内面に微突起が密生する。雄蕊は5本あり、花盤の上につき花糸はほとんどない。子房は花盤に半ば埋もれ、花柱はほとんどない。果実は蒴果で9-10月に紅色に熟し、長い3翼をもつ倒三角錐形になり、3個に裂開し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が露出する〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロツリバナ」の詳細全文を読む
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