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クロテナガザル属(またはクロテテナガザル〔訳注:日本では、本項目で扱っている ''Nomascus'' 属(旧来の ''Hylobates concolor'' 種、英名は"Black Gibbon"または"Black-crested Gibbon")を指してクロテテナガザル(黒手手長猿)と呼ぶことが非常に多いが、アジルテナガザル(''Hylobates agilis''、"Agile Gibbon")の別名が"Black-handed gibbon"である。曖昧さ回避のため、本項目はクロテナガザル(黒手長猿)で統一した。〕)は、テナガザル科のなかで2番目に多くの種を含む属である。従来はテナガザル属 ''Hylobates'' 内の1亜属で、この亜属の全ての個体が種クロテナガザル ''Hylobates concolor'' 1種に分類されていた。〔訳注:日本語版Wikipediaの項目のテナガザルは、テナガザル科の全ての種を ''Hylobates'' 1属とする旧来の分類法(1科1属9種)を採用している。〕染色体数52であることが、クロテナガザル属に共通の特徴である。全身が黒い種もあるし、全体は明るめで頭部に黒いトサカ状の毛を持つ種、頬に明るいヒゲ状の毛を持つ種など様々である。中国雲南省南部からベトナム南部にかけて、また海南島にも分布する。クロテナガザル属の1種であるヒガシクロテナガザルは、世界で最も絶滅の危機に瀕している類人猿とされている。〔 == 分類 == * テナガザル科 Hylobatidae〔〔 * クロテナガザル属 ''Nomascus'' * クロテナガザル(ConcolorまたはBlack Crested Gibbon) ''Nomascus concolor'' * ''Nomascus concolor concolor'' * ''Nomascus concolor lu'' * ''Nomascus concolor jingdongensis'' * ''Nomascus concolor furvogaster'' * ヒガシクロテナガザル(Eastern Black Crested Gibbon) ''Nomascus nasutus'' * ''Nomascus nasutus nasutus'' * カイナンテナガザル(Hainan Gibbon), ''Nomascus nasutus hainanus'' * ホオジロテナガザル(White-cheeked Crested Gibbon) ''Nomascus leucogenys'' * キタホオジロテナガザル(Northern White-cheeked Crested Gibbon) ''Nomascus leucogenys leucogenys'' * ミナミホオジロテナガザル(Southern White-cheeked Crested Gibbon) ''Nomascus leucogenys siki'' * キホオテナガザル(Yellow-cheeked Gibbon) ''Nomascus gabriellae'' 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロテナガザル属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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