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crotonaldehyde ===========================
クロトンアルデヒド (crotonaldehyde) は、不飽和アルデヒドに分類される有機化合物のひとつ。IUPAC命名法 では 2-ブテナール (2-butenal) と表される。別名として プロピレンアルデヒド (propionaldehyde)、β-メチルアクロレイン (β-methylacrolein)、メチルプロペナール (methylpropenal) などとも呼ばれる。CAS登録番号は 。幾何異性体として ''cis''型 と ''trans''型の二種類があり、それぞれの CAS登録番号は順に 、 である。分子式は C4H6O、示性式は CH3CH=CHCHO である。毒物及び劇物取締法により毒物に指定されている〔毒物及び劇物指定令 昭和四十年一月四日 政令第二号 第一条 六の二 〕。消防法に定める第4類危険物 第1石油類に該当する〔 (東京化成工業株式会社)〕。 == 性質 == 無色・刺激臭のある液体で、光・空気に触れると淡黄色になる。分子量 70.1、融点 −76.5 ℃ (''trans''体)・−69 ℃ (''cis''体)、沸点 104 ℃、比重 0.853(特記がなければ ''trans''体の値)。 純粋なクロトンアルデヒドの引火点は 13 ℃ である。また重合を行いやすい。蒸気には激しい刺激臭と催涙性があり、有毒である。 アルドールを鉱酸と共に加熱し、反応物を蒸留することで得られる。 放置しておくと、徐々に酸化されてクロトン酸となる。そのため、保存する際は密閉した容器に入れる必要がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロトンアルデヒド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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