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クロハラカラスザメ : ミニ英和和英辞書
クロハラカラスザメ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


クロハラカラスザメ : ウィキペディア日本語版
クロハラカラスザメ

クロハラカラスザメカラスザメ科に属するサメの一種。北東大西洋では最も普通に見られるカラスザメ類である。深度70-2490mに生息し、全長45cm程度。体色は茶色だが、腹面は明瞭に黒い。体は頑丈で、吻と尾は比較的長く、鰓裂は非常に小さい。他のカラスザメ類同様に多数の発光器を持ち、カウンターイルミネーション、外敵からの防御、種内コミュニケーションに用いる。
幼体はオキアミや小型の硬骨魚、成体はイカエビを食べる。成長とともにより深い場所に移動する。本種を用いて、毒性物質に対する深海鮫の防御反応がかなり明らかにされている。様々な寄生虫の宿主となる。卵胎生で、産仔数は6-20。2-3年おきに繁殖する。漁業価値はないが、多数が混獲されて捨てられる。IUCN保全状況軽度懸念としている。
== 分類 ==

1758年、『自然の体系』第10版において、カール・フォン・リンネによって''Squalus spinax'' の名で記載された。タイプ標本は指定されなかった。種小名 ''spinax'' は背鰭に棘 (spine) があることに由来する。その後、コンスタンティン・サミュエル・ラフィネスクが命名した ''Etmopterus aculeatus'' が本種のシノニムであることが分かり、本種は''Etmopterus''属(カラスザメ属)に移された。
かつて本種は不規則に並んだ鈎状の皮歯を特徴とする種群に入れられていたが、この種群は系統関係をあまり反映していないことが分かっており、現在はカリブカラスザメニセカラスザメ等を含むクレードに位置付けられている。
英名の"velvet belly"は、体の他の部分から線引きされた黒い腹面が、ベルベットのあて布で覆ったように見えることに由来する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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