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クロラミンT[くろらみんてぃー]
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クロラミンT[くろらみんてぃー]
クロラミンT (chloramine-T) とは、塩素化剤として用いられる有機化合物のひとつ。''p''-トルエンスルホンアミドの窒素上の水素がひとつ塩素に、もうひとつがナトリウムに置き換わった塩。クロラミンの誘導体にあたる。白色の固体で水中では分解を起こす。 == 性質 == クロラミンのような ''N''-塩素化物一般の性質として、クロラミンTの塩素は求電子的な活性を持つ。そのため、有機合成において塩素源として用いられる。それは次亜塩素酸ナトリウムのような ''O''-塩素化物に匹敵する。クロラミンTの水溶液は中性に近く(pH 8.5 付近)、水中では分解して次亜塩素酸を発生させる。 クロラミンTの窒素上の負電荷は隣接するスルホニル基によって安定化される。共役酸(N-H体)からは、水酸化ナトリウム程度の塩基でプロトンを奪うことができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロラミンT」の詳細全文を読む
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