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クローディン(英語、Claudin)は、細胞間結合の様式の1種である、タイトジャンクション(密着結合)の形成に関わる主要なタンパク質である。タイトジャンクションにおけるストランド形成を担っており、細胞間バリアーを作り出している〔Tsukita S, Furuse M, Itoh M.: Multifunctional strands in tight junctions. Nat Rev Mol Cell Biol. 2001 Apr;2(4):285-93. Review. PMID: 11283726〕。2010年までにヒトで24種類のタイプが報告されている。 == 構造 == クローディンは分子量が20~27kDa(キロダルトン)の小さな膜タンパク質である。細胞膜を4回貫通しており、N末端とC末端は細胞質側に局在(つまり、クローディンの一次構造の末端部分はいずれも細胞の内側に存在)し、2つの細胞外ループを持っている。1つ目の細胞外ループは、2つ目に比べて長い。また、N末端側は通常、4~10残基と非常に短いのが特徴である。C末端側の長さは21残基から63残基であり、クローディンが密着結合へ局在するのに基本的に必要である〔Ruffer C, Gerke V.: The C-terminal cytoplasmic tail of claudins 1 and 5 but not its PDZ-binding motif is required for apical localization at epithelial and endothelial tight junctions. Eur J Cell Biol. 2004 May;83(4):135-44. PMID: 15260435〕。またクローディンの多くは膜裏打ちタンパク質の PDZドメインと結合するためのドメインを有している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クローディン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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