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クロード・ジョーンズ級護衛駆逐艦(クロード・ジョーンズきゅうごえいくちくかん、)は、第二次世界大戦後に建造されたアメリカ海軍の護衛駆逐艦の艦級。基本計画番号はSCB131であった。 先行するディーレイ級が、高価な割に性能が低いと評されたために新たに建造された、戦時量産用護衛艦のプロトタイプの1つである。ディーレイ級と比して兵装と機関を簡素なものとし、コスト低減に注意が払われている。 == 設計 == 戦時量産を考慮して、大戦期の護衛駆潜艇(Patrol Craft Escort, PCE)をベースとしており、船型としては長船首楼型を採用する。 量産性と航続性能を考慮して、主機方式としては、中速ディーゼルエンジン4基によってスクリュープロペラ1軸を駆動するマルチプル・ディーゼル方式が採用された。主機関は、フェアバンクス・モース社製8気筒垂直対向2サイクル式38ND-1/8とされている。これらは2基ずつ前後の機械室にシフト配置され、その中間に設置された減速機を介してスクリュープロペラ1軸を駆動しているものと考えられている。前後の機械室からの排気はそれぞれ直上の煙突に導かれており、これにより、本級は、アメリカ海軍の護衛艦としては唯一の2本煙突艦となった。また本級は、最後のディーゼル推進艦でもあった。しかし速力はディーレイ級より5ノット遅い22ノットに留まり、機関部の容積は増大し、また騒音と振動のために電子機器の保守管理に支障が出たほか、特にソナーの受波器入口雑音レベルの高さから探知距離への制約ともなったことは、対潜任務の船団護衛艦としての本級にとっては大きな問題であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロード・ジョーンズ級護衛駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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