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クワオアー[ちょうおん]
クワオアー (50000 Quaoar) は、将来的に準惑星(冥王星型天体)に分類される可能性がある太陽系外縁天体の一つ。エッジワース・カイパーベルトに位置し、太陽の周りをほぼ円軌道で公転している。 == 概要 == 2002年6月4日、カリフォルニア工科大学の天文学者チャドウィック・トルヒージョとマイケル・ブラウンによって、カリフォルニア州パサデナのパロマー天文台にあるサミュエル・オシン望遠鏡で撮影された画像から発見された。この発見は2002年10月7日のアメリカ天文学会年会で発表された。その後の調査で、最も古い画像としてはパロマー天文台で1954年5月25日に撮影された写真乾板にこの天体が写っていたことが判明した。 クワオアーは発見当時直径約1,200kmと推定され、冥王星以降に発見された最大の天体であり、またそれまでに知られていた小惑星の中で最大のものだった(後にセドナやエリスにその座を明け渡した)。太陽からおよそ60億kmの距離にあり、約290年周期で公転している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クワオアー」の詳細全文を読む
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