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クワ(桑)は、クワ科クワ属の総称。カイコの餌として古来重要な作物であり、また果樹としても利用される。 == 特徴 == 落葉性の高木で、大きいものは15mに達するが、普段見かけるのは数m程度のものが多い。樹皮は灰色を帯びる。葉は薄く、つやのある黄緑色で、縁にはあらい鋸歯がある。大きい木では、葉の形はハート形に近い楕円形だが、若い木では、葉にあらい切れ込みが入る場合がある。葉には直径25-100μmほどのプラント・オパールが不均一に分布する。 雌雄異株だが、同株のものがある。春に開花する。雄花は茎の先端から房状に垂れ下がり、雌花は枝の基部の方につく。果実は初夏に熟す。キイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、やや長くなる。熟すと赤黒くなり、甘くて美味しい。果実には子嚢菌門チャワンタケ亜門ビョウタケ目キンカクキン科に属するキツネノヤリタケ(''Scleromitrula shiraiana '')、キツネノワン(''Ciboria shiraiana '')が寄生することがあり(クワ菌核病)、感染して落下した果実から子実体が生える。 ファイル:Mulberry 20080721a.JPG|枝から出ている葉柄・果実の様子 ファイル:Mulberry 20080721b.JPG|未成熟な果実(酸っぱくて生食には不向き) ファイル:Mulberry 20080721c.JPG|成熟した果実はそのままでも甘酸っぱくて美味。果実酒やジャムにも。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クワ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Morus (plant) 」があります。 スポンサード リンク
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