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クン夫人 : ミニ英和和英辞書
クン夫人[ひと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おっと]
 【名詞】 1. (hum) (my) husband 
夫人 : [ふじん]
 【名詞】 1. wife 2. Mrs 3. madam 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

クン夫人 ( リダイレクト:フランシナ・ブランカース=クン ) : ウィキペディア日本語版
フランシナ・ブランカース=クン[ひと]


フランシナ・エルシェ・ブランカース=クン(''Francina Elsje “Fanny” Blankers-Koen''、1918年4月26日 - 2004年1月25日)は、1948年に行われたロンドンオリンピックで4つの金メダルを獲得したことで知られるオランダ女性陸上競技選手である。成し遂げた当初、女性アスリートに対して渋い顔をする時代において、彼女は既に二児の母親であったことから『空飛ぶ主婦』(''The Flying Housewife'')という称号を得ることになる。また、日本では『クン夫人』としても知られている。
1935年に陸上競技大会にはじめて参加し、翌36年に行われたベルリンオリンピックのオランダ代表の一員に選出されることとなる。第二次世界大戦によって国際大会が中止されるなかで、走高跳走幅跳障害走で数々の記録を打ち立てていく。
彼女は、夏季オリンピックで4つの金メダル、欧州選手権で5度、オランダ選手権で58度の優勝と、12回の世界記録を樹立した。1955年に現役を退いてからは、女子オランダ代表を指導し、1999年には国際陸上競技連盟による『今世紀を代表する女性アスリート』(''Female Athletic of the Century'')に選出された。
==若年期==
フランシナ・クンは、ユトレヒト州バールン近郊のラーヘ・フルースヘ(''Lage Vuursche'')で、父アルノルドュス(''Arnoldus'')と母ヘレナ(''Helena'')との間に生まれた。10代の頃は、テニス水泳体操スケートやランニングが好きなスポーツ万能少女であった。運動に対する素質はあったが、ひとつに絞ることができなかった。その頃オランダの水泳界には、既にヘンドリカ・ウィルヘルミナ・マステンブルーク(''Hendrika Wilhelmina "Rie" Mastenbroek'')という有力選手がおり、このままではオリンピックに出場できないので、ある指導者が陸上競技に転向するよう助言した。
1935年、陸上競技大会に初めて参加、期待外れな結果に終わったが、三度目のレースで800mの自国新記録を樹立した。彼女は代表入りを果たしたものの、中距離走ではなく短距離走の選手としてであった。翌36年、18歳にしてベルリンオリンピックの代表に選ばれる。
ベルリンでは、同じ日(8月9日)に行われた走高跳と、400メートルリレーに出場した。前者は1メートル55を記録するも6位タイで決勝に進めず、後者は5位(実際は6位であったが、ドイツが失格になったため順位繰り上げ)に終わる。
1938年、彼女はある国際大会で100ヤード走を11秒0の世界新記録で走り、国際大会初勝利をもたらした。ウィーンで行われた欧州選手権で100m200mに出場、両種目共にポーランドのスタニスラワ・ワラシェビッチに勝ったものの3位に終わる。多くの人々や彼女自身、2年後の夏にフィンランドヘルシンキで開催予定の夏季オリンピックで上位入賞を期待した。しかしながら、第二次世界大戦の勃発で中止に追い込まれ、開催2ヶ月前の1940年5月2日、正式に開催中止が決定する。その日は、ドイツ軍がオランダに侵攻する一週間前のことであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フランシナ・ブランカース=クン」の詳細全文を読む




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