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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クベーラ()は、インド神話の富と財宝の神(デーヴァ)。ヴァイシュラヴァナ()ともいい、これは「ヴィシュラヴァの子」を意味する。その名の通りの子で、の孫。ナラクーバラ、マニグリーヴァの父。ヤクシャ族の王とされ、ラークシャサ族の王であるラーヴァナとは異母兄弟に当たる。 ==概要== クベーラは地下に埋蔵されている財宝の守護神であり、またローカパーラの一人として北方の守護神とされる。 シヴァ神と親しく、カイラス山にある都アラカーに居住して、ヤクシャをはじめガンダルヴァ、ラークシャサなど多数の半神族にかしずかれている。千年の修行がブラフマー神に気に入られ、神となることができ、さらにプシュパカ()というヴィマーナを授かった。もともとラークシャサの居城があったランカー島を都としたが、後にラーヴァナとの対立によってカイラス山に退き、またプシュパカをも奪われる。 クベーラは以下の著名な9つの財宝()がある。 #亀() #スイレン() #ジャスミン() #麝香薔薇() #マカラ() #藍() #巻貝() #蓮華() #大蓮華() クベーラに言及する最も古いものは『アタルヴァ・ヴェーダ』で、異名のヴァイシュラヴァナも併称されており、ラジャタナービー(rajatanābhi)という名の子孫がいる。その連の内容はクベーラと''隠蔽''()の関係を詠んだものである。 『』でのナラクーバラとマニグリーヴァは、ヤクシャではなく()であり、このグーヤカは「秘密()にするもの」を意味し、仏典では「密迹」と漢訳されている。そして、父のクベーラ自身はグーヤカディパティー()やニディグーヤカーディパ()という尊称で呼ばれており、それぞれ「グーヤカの主」と「財宝とグーヤカの主」を意味する。これらから、''クベーラ''の語源を「覆う、隠す」()とする説がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クベーラ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kubera 」があります。 スポンサード リンク
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