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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クースクリド・メン (〔『マク・ダトーの豚の話』 編訳本や、その他作品にみられる標準綴り〕; 異綴り Cumscraid〔『マク・ダトーの豚の話』異本編訳本, The Story of Mac Dáthó's Pig and Hound, ¶14〕) (発音ガイド: /'ku:skrid m'eN 'maxa / () /cŏŏs'crĭ/ () /KOOS-kri''dh''/ (Paddy Brown)〔(個人サイト)〕) は、「メン」=「どもり(吃音症)」または「唖者」の異名をとる アルスター伝説の戦士で、の登場人物。アルスターの王コンホヴァル・マク・ネサの王子。兄のコルマク・コン・ロンガスに次ぐ王位後継者に認められた。綽名は、「メン・マハ」(「アルスター王都のどもり男」の意)ともつくる。 国では若者が武具装備帯刀を許される年齢になると、宿敵国コナハトに(単独ではなく仲間をひきつれて)行って、敵国人を一人の討ち取ってくるしきたりであった。しかしクースクリドはこの通過儀礼をおこなう際、強敵 によって負傷し、言葉の自由を失った。説明は二通りあって委細が異なる。 古典の人名由来集によれば、口(を襲った武器に)より、舌の先端を失って「メン(唖者/吃音者)」となったとされる〔『コール・アンマン(名字義)』: 編訳 Coire Anmann, #279 Cuscraid Mend Macha ('the Dumb of Macha'):"Cet wounded Cuscraid through his mouth, and shore off the point of his tongue.."〕)。 別の短編物語によれば、初武装(初陣)〔cetgaihaiscedh=cet "first-" + "weapon; feat with arms" eDIL 〕のとき、国境近くでケトと遭遇し、仲間の1/3を置き去りにして逃げたが、槍で喉をつかれ、喉の筋を損傷して正しく言葉を発音できなくなった〔『マク・ダトーの豚の話』 ''Story of Mac Da Thó's Pig'', , ¶14(p.13 原文, p.21 英訳); , ¶14 (p.54 原文 p.61 英訳) "Thou (left) with a spear through thy throat so that no word comes rightly over thy lips,.."〕〔前述『コール・アンマン(名字義)』#278 によれば、ケトが喉を怪我させ言語障害者にさせた相手は、サール=ホルグの息子メンであった("..Mend son of Sál-cholg 'Heel-sword' in the throat")〕。 また、ある短編のなかでは、クースクリド、クー・フリン、コナル・ケルナハの三人を思い慕うアルスターの女性たちは、その愛情ありあまり、彼らにそなわる不具までも、そっくり真似て見せたと記されている。すなわち、クースクリド熱愛者はそのどもりを真似、コナル・ケルナハ心酔者は(背筋/首筋が?)ひん曲がった歩行をなぞり、クー・フリン支持者はその容体をゆがませた狂戦士状態(; 英訳:battle fury, warp spasm)に模して片目が見えないふりを装った〔『』。英訳: , HRI, p.58, "each woman who loved Cuscraid Mend, .. stammered in her speech"〕。 後年、コンホヴァルの死後、アルスターの臣民はまず、クースクリドの長子のコルマク・コン・ロンガスを王として奉戴しようとしたが、帰途につく途中で戦死した。そこで従兄弟コナル・ケルナハに王位を継がせる意見もでたが、コナルは自分の里子として養育したクスクリードを推したので、クスクリードがアルスター王に即位した〔『アルデフの戦い』(?) 編訳本 The Battle of Airtech〕。 クースクリドは、「勝利の」を意味するコスグラハ ()という盾または剣をもつ〔『コンホヴァルの話』。Stokes 英訳や O'Curry 訳では盾とみなすが、Kinsella 英訳 The Tain, p.5 では "Cúscraid's triumphant sword Coscrach"として剣に見立てる。〕。さらには、『クアルンゲの牛捕り』では、 クースクリドの槍が「蝋燭」を意味するカネル(?)(現代発音 キニェル )と呼ばれているふしがあるが、単に「蝋燭(松明)のようにまばゆい」とも解釈される〔Kinsella 英訳 The Tain, p.226, "a great spear in his hand like a palace-torch"〕。 ほんの噂ほどの記述だが、クースクリドは、ルーン(ルイン)の凶刃に倒れたという記述がある〔Stokes 編訳 "On the Deaths of Some Irish heroes" Revue Celtique 23, p. 308(第16詩節)。ルーン (槍)の項目参照〕。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クースクリド・メン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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