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クールベ級戦艦(クールベきゅう せんかん、Courbet class battleship)は、準弩級戦艦ダントン級に引き続き、フランス海軍が第一次世界大戦中に竣工させた最初で最後の弩級戦艦の艦級である。ネームシップの艦名は清仏戦争で功績のあったアメデ・クールベ提督にちなむ。 == 概要 == 1909年にド・ラペレイル中将が海軍大臣に就任しフランス海軍の復興が始まった。時のジョルジュ・クレマンソー政権の尽力により多額の予算が振り分けられるようになり、弩級戦艦16隻を最終目標とした1910年度海軍計画がスタートした。 これはバルト海での沿岸防衛任務を果たす程度でしかなかったドイツ帝国海軍がドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の支援を受け急速に肥大化の一途をたどっており、これに追従するように長年の仇敵であるイギリス海軍も弩級戦艦を中心とした巨大艦隊の整備を開始した背景があった。最終的にドイツを仮想敵国としてイギリスとフランスは協力体制を採り、地政学的にバルト海に近いイギリスは地中海艦隊から戦力を抽出して北海と北大西洋に戦力を配置し、フランスは大西洋と地中海での役割が与えられた。 本級は1910年度海軍計画において4隻の建造が議会から承認を受けて建造された。基本的な設計は前級である「ダントン級」を踏襲していたが、リヤッセの設計により改設計されて船体を約3,800トンほど大型化して主砲は30.5cm(45口径)連装砲のままであったが、既存の前弩級戦艦が2基4門であったのに対し、本級は前級の3倍である6基12門の主砲門数を搭載する強力な火力を持っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クールベ級戦艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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