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グアイバサウルス(''Guaibasaurus'')は三畳紀後期に生息していた恐竜の一つ。体長約1.5 m。ブラジルのリオグランデ・ド・スル州で発見された。 == 発見 == 最初の化石は1999年、José F. Bonaparte・Jorge Ferigolo・Ana Maria Ribeiroによって命名された。属名は、"Prό-Guaíba Project"によってグアイバ川の近くから発掘されたことに由来する〔。 Paleorrotaジオパークの2箇所の発掘場から、4個体の化石が発見されている〔。 * "Sesmaria do Pinhal 2" - 基産地。の近くで、種小名もこの町に由来する * MCN PV2355 - タイプ標本。保存状態のよい、部分的な体部骨格。 * MCN PV2356 - パラタイプ。ほぼ完全な後肢。 * "Linha São Luiz" locality near the town of Faxinal do Soturno * UFRGS PV0725T - 前肢が1本ないが、ほぼ完全な体部骨格。 * MCN PV 10112 - クリーニングは行われていないが、手の一部を含む標本 全標本はCaturrita層 (Rosário do Sul Group, パラナ堆積盆) の下部、またはSanta Maria 2 Sequenceの最上部から発見されており、これらの層は三畳紀後期のノリアン階前期 (216.5-212百万年前) のものと推定されている〔。 UFRGS PV0725T は、後肢を体の下に抱き込み、前肢を横に曲げた姿勢で保存されている。頸部は失われているが、基部の脊椎骨の角度からすると、頭部は体の左側に曲げられていたものと考えられる。この姿勢は休息時の鳥類に似ており、恐竜化石では、進歩的なマニラプトル形類のみから知られているものである。この姿勢は体温を保つためのものであると考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グアイバサウルス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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