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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
グエン・トーン (Nguyen Toon)は、架空の北ベトナム空軍の撃墜王。単にトーン大佐(Colonel Toon)とも呼ばれた他、墓場を意味する''トゥーム''(Tomb)の名でも呼ばれた。語られるところによると、ベトナム戦争中に13機のアメリカ機を撃墜し、1972年5月10日にアメリカ海軍所属のF4戦闘機によって撃墜され戦死したとされる。このF4戦闘機に搭乗していたのはパイロットの中尉とレーダー手の少尉である〔Ethell and Price 1990, pp.189–190.〕。 ==ベトナム戦争中の伝説== 「トーン大佐」の名が語られ始めたのはベトナム戦争後期になってからである。ベトナム上空の航空戦にて、アメリカ空海軍のパイロットはしばしば所属番号3020番のMiG-17と所属番号4326番のMiG-21を目撃したという。これらの機の先端には撃墜マークと思しき赤星のマークが13つあった。さらに戦闘後にアメリカ軍が傍受した北ベトナム軍側の通信でしばしば「トーン」(Toon/Tomb)の名が現れた事から、「13機撃墜のエースパイロットたるトーン氏」の存在が語られはじめたのである。 1967年から1972年にかけて、「トーン氏」はアメリカ軍パイロットらの間で一種の伝説と化していた。噂には尾ひれが付き、例えばフォーン(phong)なる名でも語られた他、階級は大佐であるとか、苗字はグエン(Nguyen)であるなど出処のわからない情報が継ぎ接ぎされていった。いくつかの文書では、彼の名を「グエン・トゥアン」(Nguyễn Tuân)としている。これらの噂はアメリカ軍パイロットの心理状態に少なからず影響を与え、何人かは爆撃後の帰投を急いだり、MiGを目撃すると戦闘を回避するようになったという。 1972年5月10日、カニンガムとドリスコルのF-4戦闘機が3020号機を撃墜した。これが「トーン大佐」の最期とされていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グエン・トーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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