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グムズ族[ぐむずぞく]
グムズ族 (Gumuz,Gumaz,Gumz) はエチオピア西部のベニシャングル・グムズ州やクワラとスーダンのファゾグリ地方に住むナイル人である。彼らはナイル・サハラ語族に属するグムズ語を話す。 ==歴史==
グムズ族は伝統的に他のナイル人と集団を作りスーダン・エチオピアの国境地帯に住んでおり、シャンケッラとまとめて呼ばれていた。(Pankhurst 1977)「シャンケッラ」は1790年にスコットランド人探検家のジェームス・ブルースが発行した「南ナイル発見の旅」で既に紹介されている。彼らは弓矢で狩りをすると記述され、その伝統は今でも生きている。殆どのグムズ族は低地の低木大草原に住んでいる。彼らの伝説では初期はゴッジャム州西部に住んでいたが、次第に青ナイルの荒れ果てた地域に追いやられた。そして強大なアフロ・アジア語族のアムハラ人やアガウ族の属国となり、彼らの奴隷とされる事もあった。(Wolde-Selassie Abbute 2004).奴隷制はエチオピアでは1940年代まで消えなかった。奴隷としてウェルキテの真南に連れて来られたグムズ族の末裔は1984年時点でグムズ語を話していた事が分かっている。(Unseth 1985).
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グムズ族」の詳細全文を読む
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