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Gram-positive =========================== ・ ラム : [らむ] 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory) ・ 陽 : [よう] 1. (adj-na,n-adv,n) way 2. manner 3. kind 4. sort 5. appearance 6. like 7. such as 8. so as to 9. in order to 10. so that 1 1. yang 1 ・ 陽性 : [ようせい] 【名詞】 1. positivity
グラム陽性菌(グラムようせいきん、)とは、グラム染色により紺青色あるいは紫色に染色される細菌の総称。これに対して赤色あるいは桃色を呈すものをグラム陰性菌と呼ぶ。大まかにいえば、フィルミクテス門と放線菌門がグラム陽性菌に属している。 かつてグラム陽性の真正細菌は、フィルミクテス門Firmicutesに一括してまとめられた時期がある。命名はグラム陽性菌の厚い細胞壁にちなんでおり、ラテン語のFirmisフィルミス(強固な)とcutisクティス(皮膚)の合成語であった。ここには、現在のフィルミクテス門に含まれる低GCグラム陽性細菌の他に、現在は別の門として扱われる放線菌(高GCグラム陽性細菌)やデイノコックスなども含まれていた。 == 特徴 == 一般的にグラム陽性菌には下記の特徴が存在する。 #外膜を持たない(グラム陰性菌は細胞膜と外膜の2つの脂質膜に包まれている) #厚いペプチドグリカン層の存在(グラム陰性菌はペプチドグリカン層が薄い) # *キレート因子としての役割を果たし、かつある種の粘着性を有するタイコ酸 (:en:Teichoic acid) とリポタイコ酸 (:en:Lipoteichoic acid) が存在する。特殊なタイコ酸であるリポタイコ酸は脂質成分を含み、脂質成分を膜に埋没させることによりペプチドグリカンの支持を補助する。 グラム染色法では、このペプチドグリカンの構造の違いが両者を染め分けている。グラム陽性菌は細胞壁の厚いペプチドグリカン層がエタノールによる脱色を防ぎ、先に染色されたクリスタルバイオレットの紫色を保持する。一方、グラム陰性菌ではペプチドグリカン層が薄いため、クリスタルバイオレットが簡単に脱色されてしまい、対比染色のサフラニンによる赤色が強く出る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グラム陽性菌」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gram-positive bacteria 」があります。
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