|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ラン : [らん] 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
『グランディアII』(''GRANDIA II'')は、ゲームアーツが企画・開発したコンピュータRPG作品である。2000年8月3日〔にセガ(後のセガゲームス)によりドリームキャスト用ソフトとして発売され、2002年2月21日〔にはエニックス(後のスクウェア・エニックス)よりPS2版が発売。2015年8月24日には原作発売15周年としてPCリマスター版が発売された。キャラクターデザインはかのえゆうし。 == 概要 == グランディアシリーズの第2作。基本的なゲームシステムは前作『グランディア』を踏襲し、魔法やアイテムの名称など一部の固有名詞にも共通化が図られている。その一方で本作は、前作で描かれた世界とは全く接点のない〔『週刊Dreamcast Magazine』2000年2月11日号、27,34頁。〕、新たな世界が舞台となっており、物語的にも繋がりはない。また前作の発売から3年以上が経過していることを踏まえて想定する対象年齢も引き上げられており〔『週刊Dreamcast Magazine』2000年2月11日号、34頁。〕、内容も「格好良くクール」な方向性が志向され、「明るい冒険活劇」であった前作とは対照的な作風となっている〔。本作では暗い過去を抱えた青年を主人公に据え、序盤から光と闇の戦いを前面に押し出した物語が展開され、またボスキャラクターや後半のダンジョンも、グロテスクな内臓のモチーフが多用されている。 前作に続いてプロデューサーとして参加した宮路武は本作について、登場人物や世界設定が同じだからとタイトルを襲名するような続編のあり方は寂しいことであるとする一方で、作品に込めたテーマや表現したい内容にはグランディアシリーズ共通の要素が込められていると述べている〔『週刊Dreamcast Magazine』2000年2月11日号、34-35頁。〕。一例を挙げれば草木などの自然の表現へのこだわりや、その世界に生きる人々の生活感の表現、より斬新なデザインを求め続けるフィールド表示の表現などは、本作においてはシリーズ共通の課題であると位置づけられている〔『週刊Dreamcast Magazine』2000年2月11日号、28-29,34-35頁。〕。前作における冒険活劇の作風を本作で路線転換したことについては、それ以外の舞台でも「グランディア」は面白いということを提示したかったためであるとしている〔。 前作ではキャラクターと背景の描画に2DCGと3DCGを使い分け、物語の要所にアニメのムービーを導入する演出が用いられたが、本作では3DCGによる表現を重視した演出やムービーが多用されている。キャラクターの描画には、ゲーム用の3DCGモデルには頭身の低いデフォルメキャラクターのモデルが、ムービーでは現実的な頭身のモデルが用いられている。 本作のシナリオ原案には漫画家の長谷川裕一と、シナリオ工房 月光の重馬敬が参加している。しかし、原案からはかなり改変されたとのことである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グランディアII」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|