翻訳と辞書
Words near each other
・ グラヴリーヌ原子力発電所
・ グラーキ
・ グラーク
・ グラーグ
・ グラーグ57
・ グラーザー
・ グラーシュ
・ グラージ
・ グラース
・ グラースマン
グラース家
・ グラース銃
・ グラーゼレンバッハ
・ グラーツ
・ グラーツ (小惑星)
・ グラーツの市街-歴史地区とエッゲンベルク城
・ グラーツァーAK
・ グラーツアAK
・ グラーツィア・デレッダ
・ グラーツ・ケーフラハ鉄道


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

グラース家 : ミニ英和和英辞書
グラース家[ぐらーすか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

グラース家 : ウィキペディア日本語版
グラース家[ぐらーすか]
グラース家アメリカ20世紀を代表する作家、J・D・サリンジャーの連作物語に登場する一家である。この連作物語を読むにつれて、パズルのように、グラース一家の家族関係が徐々に明らかになる設定になっている。サリンジャーはこの連作の完成に言及していたが、”Hapworth 16, 1924” (1965)刊行後音沙汰が無い。7人の兄弟姉妹は「これは神童」(It's a Wise Child)というラジオのクイズ番組に次々と出演しており、この番組の出演料で大学への学費を稼いでいた。長男のシーモアから末のフラニーには18歳の隔たりがある為、永らくグラース兄弟がそのラジオ番組を独占していた。ウィットとエスプリに満ちた家族間の会話・手紙のやり取り等が特徴。この一家は、作者サリンジャーが生まれ育った家庭と同様に、父方がユダヤ系で母方がアイルランド系という設定になっている。
== 家族構成 ==

*母親はベシー。『ゾーイー』にて登場。
*父親はレス
*グラース一家の支柱を成すのは長男のシーモア。どの家族も彼の影響を多分に受けている。『バナナフィッシュにうってつけの日』に登場する(なお、そこで彼は拳銃自殺してしまう)。他作品では登場人物が彼を語るか、彼の書いた手紙・日記などから間接的に描かれる事が多い。『テディ』という作品の主人公、テディはシーモアの前身と思われる。
*次男はバディ。多くの作品を彼が書いた事になって居る。『大工よ、屋根の梁を高く上げよ』に主人公として登場。
*次に続くのが長女のブーブーで、タネンバウム家に嫁ぎ、一児ライオネルの母となる。反ユダヤ主義をモチーフにした『小舟のほとりで』に登場。
*ウォルトウェーカーは双子の兄弟。ウェーカーの方が12分後に生まれた。ウォルトは第二次世界大戦後の日本占領時において不慮の事故(ストーブの爆発)で死亡。『コネティカットのひょこひょこおじさん』で間接的にウォルトに言及している場面がある。
*五男のゾーイーは『ゾーイー』に登場。美貌の青年で俳優業に就く。本名はザカリ・グラース。
*次女はフラニー。『フラニー』『ゾーイー』に登場。本名はフランシス・グラース。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グラース家」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.