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グラーム・カーディル・ハーン : ミニ英和和英辞書
グラーム・カーディル・ハーン[かー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

グラーム・カーディル・ハーン : ウィキペディア日本語版
グラーム・カーディル・ハーン[かー]
グラーム・カーディル・ハーン(Ghulam Qadir Khan, 生年不詳 - 1789年3月)は、北インドアフガン系ローヒラー族の族長。
==生涯==

===族長の地位継承・陰謀への加担===
グラーム・カーディル・ハーンはローヒラー族の族長ザービター・ハーンの長男として生まれた〔Najibabad 〕。彼はナジーブ・ハーンの孫でもあった〔。
1785年1月、父ザービター・ハーンが死亡したことにより、その地位を継承した〔。
1787年7月、グラーム・カーディル・ハーンはラージプートアンベール王国マールワール王国の軍勢とともに、マハーダージー・シンディアの軍勢をラールソートで破った(ラールソートの戦い)〔ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.261〕。その後、マハーダージーは敗戦により権力が弱まり、ムガル帝国内で保持していた摂政と軍総司令官の地位を失ってしまった〔。
マハーダージー・シンディアが失脚した結果、皇帝シャー・アーラム2世は孤立し、故ムハンマド・シャーの妃マリカ・ウッザマーニー・ベーグムは陰謀を企てた〔。彼女は1754年にシャー・アーラム2世の父アーラムギール2世の即位に際し、彼女の継子アフマド・シャーがガーズィー・ウッディーン・ハーンに廃位・盲目にされたことを恨みに思っており、そのためシャー・アーラム2世を廃してアフマド・シャーの息子ビーダール・バフトを帝位につけようと考えていた〔ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.262〕。
その一方、グラーム・カーディル・ハーンもまた、1777年に帝国の将軍ミールザー・ナジャフ・ハーンがローヒラー族の砦を落として略奪したことで、同様にシャー・アーラム2世に恨みを持っていた〔。そのうえ、彼は自身が「神の下す罰」を実行する代理人であると信じていた。
これらのことから両者の利害は一致し、マリカ・ウッザマーニーはグラーム・カーディル・ハーンと結び、グラーム・カーディル・ハーンは彼女から協力金として120万ルピーの支払いを受けている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グラーム・カーディル・ハーン」の詳細全文を読む




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