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glyoxylic acid =========================== ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid
グリオキシル酸(グリオキシルさん、glyoxylic acid)は、1分子の中にアルデヒド基とカルボキシル基を持つカルボン酸の一種である。一部の植物や菌類が持ち、脂質からの糖新生を可能にするグリオキシル酸回路では、アセチルCoAと結合してリンゴ酸を作る。また、無電解めっきの還元剤としても使用される。 グリオキシル酸はヒトではエチレングリコールからシュウ酸に代謝される際の中間体で、体内で酸化を受けると有害なシュウ酸が生成されることになる〔実験的蓚酸カルシウム結石症における蓚酸前駆物質に関する研究 、諸角 誠人、小川 由英、日本泌尿器科学会雑誌、Vol.86 (1995) No.5,〕〔Carney, E.W. (1994) An integrated perspective on the developmental toxicity of ethylene glycol. Reprod. Toxicol. 8, 99-113〕。 ピリドキシン(ビタミンB6)は、グリオキシル酸を有害なシュウ酸するよりはむしろグリシントランスアミナーゼによりグリシンへの転換を促進する作用を有する〔尿細管間質性腎炎: 尿細管間質性疾患 メルクマニュアル18版 日本語版〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グリオキシル酸」の詳細全文を読む
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