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グリセオフルビン griseofulvin =========================== グリセオフルビン
グリセオフルビン(Griseofulvin)は抗真菌薬の一つで、アオカビの一種''Penicillium griseofulvum'' から得られる〔日本化薬、p1〕。主として経口用に用いられる。分子式C17H17ClO6、CAS登録番号。 == 作用機序 == 作用機構としては、真菌の微小管に結合して脱重合を阻害し、有糸分裂を阻害する。これとは別に、体内で合成中のケラチンに結合する特徴があるため、皮膚・爪・毛髪における真菌の生育(爪水虫等)を治療する効果が高い。真菌のうち''Trichophyton'' 、''Microsporum''や''Epidermophyton'' などには抗菌スペクトルを示すが、''Phytophthora'' などの藻菌類、''Saccharomyces'' 、''Candida'' などの酵母や ''Aspergillus'' 、''Penicillium'' などの糸状菌には抗菌作用を示さない〔日本化薬、p8〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グリセオフルビン」の詳細全文を読む
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