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グリッドレイ級駆逐艦 (Gridley class destroyers) は、アメリカ海軍の駆逐艦の艦級。最初の2隻は1935年6月3日に建造され、1937年に就役した。残りの2隻は1936年3月に起工し、1938年に就役した。建造所はいずれもベスレヘム造船である。後級のバッグレイ級駆逐艦やベンハム級駆逐艦とほぼ同一の船体を持つゆえに、三級合わせて一つのクラスにする文献もある〔「第2次大戦のアメリカ軍艦」86ページ〕。 ==概要== ===船体・兵装・機関=== マハン級駆逐艦を元に建造された本級は同一の船体を有したが、機関部の改良が行われた結果、当時のアメリカ海軍駆逐艦中最も高速の艦として記録を樹立した。これに伴い、煙突が大型の一本煙突にまとめられて外観上の大きな特徴となった。しかし、性能の上がった機関に対する燃料搭載量は十分とは言えず、燃費は悪化。マハン級と燃料搭載量に大きな違いはないものの、戦時における航続距離はマハン級よりも低下した〔「アメリカ駆逐艦史」64ページ〕。また、本級では16門(4連装片舷2基)の魚雷発射管を装備した。アメリカ海軍内では、日本海軍と同様に駆逐艦の雷装にこだわる人物が多数いたのか、マハン級における3基12門の魚雷発射管をもっと強化しようという声がマハン級の就役前から挙がっていた〔ホイットレー, 267ページ〕。この流れはジャイロ制御装置の発達などもあいまって、あわよくば全ての魚雷発射管から同一目標を雷撃できる戦術の構想に広がった〔ホイットレー, 268ページ〕。しかし、その代償として5インチ砲は1基減らされる事となった。前部にのみ砲塔が装着されるのもマハン級と同様である。次級であるバッグレイ級駆逐艦とほぼ同じ船体であるが、復原性に問題があった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グリッドレイ級駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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