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グリムズ・グレイヴス : ミニ英和和英辞書
グリムズ・グレイヴス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


グリムズ・グレイヴス : ウィキペディア日本語版
グリムズ・グレイヴス

グリムズ・グレイヴスGrimes Graves)〔『図説・世界古代遺跡地図』p28〕はイギリスにある先史時代の遺跡。
概ね紀元前3000年から紀元前1900年頃〔『図説・世界古代遺跡地図』(1984)に従えば2500-1400BC、British Archaelogy に従えば3000-2000BC、English Heritage に従えば5000年前(3000BC)、:en:Grimes Gravesに従えば3000-1900BCとなる。『図説』はやや古いため、今回は英語版に従った。〕に遡るとみられる。「グレイヴス(Graves)」とあるが墳墓ではなく、「フリント(燧石)」の原石となる石灰岩の採掘跡である。
== 概要 ==

グレートブリテン島は地質時代には大陸とつながっていたが、北海などの沈降によって大陸と隔てられたと考えられている〔『世界地理7ヨーロッパII』p344-348〕。一方、現在の島の大部分は古生代に隆起したが、島の東南部は中生代にいちど水没し、水成岩、とりわけイングランド特有の白亜層を作ったあと、再び隆起した〔。こうした白亜層は、特に東イングランドでよく見られる〔。
グリムズ・グレイヴスは、こうした石灰岩地層から良質のフリント(燧石)を採掘していた跡で、4000年から5000年前の遺跡と考えられている〔〔Great sites: Grimes Graves 〕。フリントとはチャートの一種だが、鉱物のように硬く、道具や武器、特に石斧や農地の耕作に用いられていた〔。イギリスには同様の採掘遺跡が15から20ほど見つかっており、グリムズ・グレイヴスはこれらの中では、最も調査がされている遺跡であるが〔、イングランド南部のサセックス地方や南西部のソールズベリー平原の外縁部の同様の遺跡群よりは、数百年から1000年程度新しいものである〔。フリントの使用は概ね新石器時代のことであるが、金属器よりも安価であったことから、使用は青銅器時代から鉄器時代まで続いたと考えられている。
グリムズ・グレイヴスは、現在のノーフォークサフォークの境目にあり、セットフォードの町からおよそ6キロ北西のセットフォード森林公園の中にあり、こうした採掘遺跡としてはイギリスで唯一、内部が一般公開されている〔SuffolkLocal.com Grimes Graves 2014年5月8日閲覧。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グリムズ・グレイヴス」の詳細全文を読む




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