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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
グリーブ(英:greave, 古フランス語で「向こうずね」もしくは「向こうずね当て」の意味。アラビア語のjaurabより)は、鎧の一部で、足を保護するもの。 ==概要== 多くの場合左右一対で作成される。材質としては、芯を入れた布や、鋼板などが使われる。足の下部のみを保護するタイプや、上方に伸びて腿も保護するタイプなどがある。 グリーブは重歩兵の鎧の一般的な部品で、古代から使われてきた。ギリシアの重装歩兵は両足に青銅製のグリーブをつけていた。軍制改革以前のローマ共和国の軍隊において、最上級の装備をつけた隊はトリアリイ(Triarii)と言われるが、彼らは両足の向こうずねに古代ギリシア風のグリーブをつけていた。装備のクラスがやや落ちるプリンキペス(Principes)、さらに下のハスタティ(Hastati)と言われる隊では、しばしば片方(左足)だけのグリーブをつけたか、あるいはつけていなかった。 ローマの百人隊長は一般とは違った形のグリーブをつけていた。帝国後期の兵士は百人隊長以外はグリーブをつけないようになった。 中世になると、足の後部も保護するグリーブが開発された。それはフルグリーブと呼ばれる。前面だけを保護するものはハーフグリーブ、デミグリーブなどと言われる。 グリーブは、旧約聖書のダビデ対ゴリアテの話で、ゴリアテが身につけていたとも記されている。 日本の侍は同様の脛当をつけていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グリーブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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