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グリーンの恒等式 : ミニ英和和英辞書
グリーンの恒等式[ぐりーんのこうとうしき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
恒等式 : [こうとうしき]
 (n) (gen) (math) identity
: [など]
  1. (suf) and others 2. et alia 3. etc. (ら)
等式 : [とうしき]
 (n) (gen) (math) equality
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 

グリーンの恒等式 : ウィキペディア日本語版
グリーンの恒等式[ぐりーんのこうとうしき]

数学においてグリーンの恒等式(グリーンのこうとうしき、)とは、ベクトル解析に現れる三つの恒等式のことを言う。グリーンの定理を発見した数学者のジョージ・グリーンの名にちなむ。
== グリーンの第一恒等式 ==

この恒等式は、ベクトル場 に対して発散定理を適用することで次のように得られる: と をある領域 上で定義されるスカラー函数とし、 は二階連続的微分可能、 は一階連続的微分可能とする。このとき次が成り立つ。
: \int_U \left( \psi \Delta \varphi + \nabla \varphi \cdot \nabla \psi \right)\, dV = \oint_ \psi \left( \nabla \varphi \cdot \bold \right)\, dS=\oint_\psi\nabla\varphi\cdot d\mathbf
ここで \Deltaラプラス作用素、 は領域 の境界、 は面素 に対する外向き法線ベクトル、 は向き付けられた面素である。この定理は発散定理の特別な場合であり、 と の勾配をそれぞれ と で置き換えた部分積分の高次元版と本質的に同値である。
上述のグリーンの第一恒等式は、発散定理において とすることで得られる次のより一般の恒等式の特別な場合である:
: \int_U \left( \psi \nabla \cdot \mathbf + \mathbf \cdot \nabla \psi\right)\, dV = \oint_ \psi \left( \mathbf \cdot \bold \right)\, dS=\oint_\psi\mathbf\cdot d\mathbf.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グリーンの恒等式」の詳細全文を読む




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