|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
グリーンバーディーはニュージーランドで生産された香港の競走馬。香港グレードの重賞競走のほか、国際競走である2010年クリスフライヤー国際スプリントの優勝馬。 馬名のグリーンは馬主が環境緑化運動に関心があることから由来された冠名、バーディーは父名である「Catbird(ネコマネドリ)」からの連想〔2010・2011年スプリンターズステークスレーシングプログラムより抜粋〕。 == 戦歴 == ニュージーランドのワカヌイファームで生産され、セリ市にて23万NZドル(当時レート約1680万円)で落札される。2006年当地で競走馬デビューを果たしたグリーンバーディーは7戦2勝という成績を残し、香港へと転厩する。 以後主戦場を沙田へと移した本馬は転厩2年目の2008年に香港ローカルグレード競走を2勝するも、G1では詰めが甘く惜敗が続いていた〔2010年9月12日競馬エイト〕が2010年5月移籍後初めての海外競馬となるクリスフライヤー国際スプリントにてレース直前に放馬するアクシデントもあった中、地元シンガポールの実績馬ロケットマンをクビ差退け2009/2010年シーズン〔香港では当年9月から翌年6月までを1期として括る(7月と8月は多雨期のため休催となる)〕を国際G1勝利で締めくくる。 グリーンバーディーはその後「(G1優勝馬のため)地元香港では使えるレースが限られる」という陣営の判断から〔2010年9月12日競馬ブック・ビュッセイ調教助手〕、2010/2011年シーズンの緒戦として日本のセントウルステークスに出走。前走にてロケットマンを破った実績から国際的な評価はキンシャサノキセキ〔同レースに出走予定であったが疝痛で出走取消〕よりも上とされた〔2010年9月12日優馬・競馬ブック、レーティングはキンシャサノキセキ115、グリーンバーディー118〕本馬はここでも2着と結果を出しスプリンターズステークスに駒を進める。 最内1番枠を捌くのに手間取り、終始後方でモマれる「失敗レース」と評され〔2010年10月3日日刊スポーツ〕ながら能力の高さでカバーした前走の内容からスプリンターズステークスでは1番人気の支持を受け出走も、直線で他馬が壁となり前走で見せた伸び脚を発揮できないまま7着敗退。レース前「直線で前がふさがらなければいいレースができる」〔2010年10月3日競馬エイト・ビュッセイ調教助手〕とコメントした陣営の杞憂が現実となる結果に終わった。 帰国後も現役を続けたグリーンバーディーは翌2011年高松宮記念にも出走する予定であったが東日本大震災の影響によりこれを辞退し9月に再来日。2010年同様のローテーションで2走するも、前年より未勝利が続く内容から「ロケットマンを一蹴した去年がピーク」〔2011年10月2日ダービーニュース〕「全盛期の勢いは?」〔2011年10月2日日刊競馬〕と報じられるなど、前年よりも評価を落とし結果を出し得ずに終わった。その後、12月の香港スプリントに出走したが11着に敗れた。このレースを最後に現役を引退した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グリーンバーディー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|