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グルムキー文字(グルムキーもじ、)は、インドのブラーフミー文字から派生した文字体系。主にインドのパンジャーブ州内のシク教徒によってパンジャーブ語を表記するのに使われる。アブギダの一種。読み書きは左から右へ進めていく。 == 概要 == この文字の創始者はシク教の第2代教主(グル)、(1504年-1552年、在位1539年-1552年)である。16世紀にインド北部でシク教が興り、布教のために経典をまとめて、経典が読めるよう子供に文字を教育する必要が生じてきた。当時のパンジャーブ地方には系のなどいくつもの文字が存在していたが、ランダー文字が読みにくいことから、この地方の文字から取捨選択して整形し、布教用文字として制作されたのがこの文字である。「グルムキー」の名は、パンジャーブ語のグル()と口()から来ており、「グルの口から発せられた」「グルの口伝による」という意がある。 なお、パキスタンにもパンジャーブ語話者がいるが、彼らの多くはムスリム(イスラム教徒)であり、グルムキー文字を使わずアラビア文字を改造したシャームキー文字を用いる。またインドでもデーヴァナーガリー文字を使う人も中にはいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グルムキー文字」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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