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株式会社 グルメシティ近畿(グルメシティきんき)は、かつて存在したダイエーグループの食品スーパーマーケットを運営する企業。本社は大阪府吹田市に置いていた。近畿地方にて「グルメシティ」・「グルメシティヒカリ屋」・「フーディアム」を展開していた。 ダイエーの完全子会社であったが、2015年3月1日にダイエーに吸収合併された。 == 概要 == 1951年(昭和26年)8月にサカエ薬品株式会社(経緯等詳細は中内功を参照)として設立した株式会社サカエの会社分割の結果、2001年(平成13年)11月1日付で同名の新設法人(株式会社サカエ)がスーパーマーケット事業を承継したうえで、2002年(平成14年)3月1日には同じダイエー系列で関西基盤の食品スーパーの丸栄商事株式会社(マルエー、1961年(昭和36年)5月設立。名古屋の百貨店丸栄とは無関係)および株式会社ミドリ(1980年(昭和55年)6月設立。和歌山県を基盤とするスーパーマーケット)を吸収合併、さらに2006年(平成18年)3月1日付で、ダイエー系の食品スーパー5法人(株式会社ダイエー含む)が店舗名を「グルメシティ」に統一することを前提に、株式会社グルメシティ近畿に社名変更した。さらに2007年(平成19年)3月1日には、同じくダイエーグループの株式会社ヒカリ屋を吸収合併した(ヒカリ屋の店舗名は2011年(平成23年)現在継続)。 「サカエ」の法人名は、中内功の祖父・中内栄が実家で営んでいた薬品問屋「サカエ薬局」にちなむもので、のちに中内功が独立・設立し、サカエの親会社となる大栄薬品工業(現・ダイエー)の名称の由来にも共通している。 「グルメシティ」の名称自体は、1990年代半から株式会社ダイエーが設置する店舗で使われていたほか、当社においても、2006年(平成18年)の社名変更以前から、阪神西宮店をはじめ計4店の「グルメシティ」店舗が存在していた。「グルメシティ近畿」に社名変更後、店舗ごとに順次、サカエから「グルメシティ」に変更し、2007年(平成19年)4月1日までに完了した(同年3月1日に引き継いだヒカリ屋3店舗を除く。ただし看板やロゴマークがグルメシティのマークへ変更されている。)。旧マルエーおよび旧ミドリの店舗はサカエへの改称を経てグルメシティとなっている。 ダイエー系列のスーパーマーケットとしては24時間年中無休営業や深夜営業を率先的に実施していた。また、株式会社ダイエーが設置する近畿地区の店舗(グルメシティ全店舗と一部のダイエー店舗)の店舗運営や商品調達についても、グルメシティ近畿が担当していた。 親会社のダイエーのPOSシステム更新に伴い、2007年(平成19年)に当社の店舗についてもPOSシステムの更新を行い、ダイエーおよびグルメシティ地域4法人共通で利用できる「ハートポイントカード」を導入した(ヒカリ屋京都店を除く)。POSシステム更新前のポイントカードとしては、一部の店舗で、「サカエ クラブ」あるいは「ヒカリ屋ポイントカード」を店舗ごとに発行していた。 2011年8月29日にグルメシティ近畿が運営する店舗の内、グルメシティ東心斎橋店(大阪府大阪市中央区)が、ダイエーグループが展開する新業態のスーパーマーケット「フーディアム東心斎橋」としてリニューアルオープンした。関東地区を中心に展開するフーディアムの近畿地区第一号店であるが、東心斎橋店開店から2日後の9月1日には、ダイエー本社の運営による「フーディアム堂島」(大阪市北区)が新規開業した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グルメシティ近畿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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