|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
グルーボール(英:glueball)とは、量子色力学(QCD)において存在が予言されている、異種中間子に分類される複合粒子である。QCDでは、色を持ったクォークやグルーオンを単独で取り出すことはできず(クォークの閉じ込め)、クォーク3つの状態(バリオン)やクォークと反クォークの結合状態(メソン)を作ることで無色となった状態でのみ存在できる。 同様に、グルーオンのみが複数結合することによって、全体で無色となった状態も考えることができる。これがグルーボールである。 格子ゲージ理論による数値計算などによって、その存在と質量が予言されているが、崩壊過程の計算までは非常に困難である。実験では、f0(1500) と呼ばれる粒子が最も軽いグルーボールの有力な候補とされているが、グルーボールの性質(崩壊過程など)に関する理論側の予言が十分な情報を与えられないことから、それがグルーボールであると特定する決定的な証拠がない。 == 参考文献 == Particle Data Group: C. Amsler et al., "Review of Particle Physics," ''Physics Letters'' B667 (2008) 1. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グルーボール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|