|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 級 : [きゅう] 1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade
グレゴリオ・デル・ピラール級フリゲート()は、フィリピン海軍が運用するフリゲートの艦級。アメリカ沿岸警備隊を退役したハミルトン級カッターを再就役させたものである。 ==概要== 長年フィリピン海軍の主力を務めてきたのは、キャノン級護衛駆逐艦などの旧式艦艇や、ジャシント級コルベットといった軽武装の艦艇であった。そのため海軍力を強化すべく、2011年より取得が始まったのが本級である。その前身は、アメリカ沿岸警備隊のハミルトン級長距離カッター(WHEC)であり、取得時点で既に艦齢が40年を超えるが、フィリピン海軍が現在装備する戦闘艦艇としては最大である。 アメリカ沿岸警備隊でハミルトン級として就役していた際には、対潜戦に備えてAN/SQS-38ソナーとMk.32 3連装短魚雷発射管を搭載していたが、これらは冷戦終結後の1990年代中盤以降、コスト低減のため撤去されている。また防空用のAN/SPS-40対空捜索レーダーとファランクス近接防空火器(CIWS)も、フィリピンへの売却に伴って撤去された(従って、公称排水量3,250tより実際は軽くなっている〔「海外艦艇ニュース 米コースト・ガードのカッターをフィリピン海軍が購入」 『世界の艦船』第787集(2013年11月特大号) 海人社〕)。ただしMk.75 76mm単装速射砲(オート・メラーラ 76mmコンパット砲)およびMk.92 mod.1砲射撃指揮システム(GFCS)については維持された。なお、Mk.92 mod.1 GFCSは、射撃指揮用の追尾用アンテナとともに捜索・捕捉用アンテナを有しており、低空警戒レーダーとしての機能も備えている。また、25mm機銃を安定化・遠隔操作式のMk.38 mod.2(タイフーンRWS)に換装する計画が認可されたほか、レーダー・システムの更新やハープーン艦対艦ミサイルの搭載などの装備強化も検討されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グレゴリオ・デル・ピラール級フリゲート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|