|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
グレゴリー・コルベール(, 1960年4月19日 - )はカナダ・トロント出身の映像作家・写真家。ノマディック美術館(The Nomadic Museum)の写真・映像作品展''Ashes and Snow''のアーティストとして知られている。 == 経歴 == Ashes and Snow グレゴリー・コルベールは、1992年、スイスのエリゼ美術館で初の個展''Timewaves''を開催し、世界的に高い評価を得た。しかし、その後の10年間、映像やその他の作品をいっさい発表せず、インド、ミャンマー、スリランカ、エジプト、ドミニカ、エチオピア、ケニア、トンガ、ナミビア、南極大陸などを訪れ、人間と動物との交流を映像と写真に収めていった。1992年以来、60回以上の探検旅行を重ね、コラボレーションを実現させた動物は130種以上に上っている。作品に登場する動物は、ゾウ、クジラ、マナティ、コシグロトキ、オオヅル、イヌワシ、シロハヤブサ、ツノサイチョウ、チーター、ヒョウ、アフリカン・ワイルド・ドッグ、カラカル、ヒヒ、オオカモシカ、ミーアキャット、テナガザル、オランウータン、イリエワニなど。また、人間の被写体には、ミャンマーの僧侶、トランス・ダンサー、サン族の人々、そのほか世界各地の土着の民族などが含まれている。 2002年、コルベールは、イタリアのヴェネツィアで''Ashes and Snow''を開催。2002年4月9日付けのグローブ・アンド・メール紙は、作品展を次のように評した。「コルベール氏が、かつてない規模、かつてないスケールのイメージと写真を集めた''Ashes and Snow''を披露した。1万2,600平方メートルの広さを占めるこの作品展は、ヨーロッパで開かれた個展として史上最大級と言われている」 Ashes and Snowは、2005年春、ニューヨーク市に場所を移し、この作品展のために特別に造られた移動式建造物、ノマディック美術館で開催される。その後、''Ashes and Snow''とノマディック美術館は、2006年サンタモニカ、2007年東京、2008年メキシコシティを巡回した。累計1,000万人以上の鑑賞者を集め、生きているアーティストの作品展としては史上最多の動員数を誇っている。 ''Ashes and Snow''は、批評家と一般客の両方から絶賛されてきた。「新しい巨匠が誕生した 」と評したフォト誌のほか、「実にすばらしい作品展」(エコノミスト誌)、「きわめてユニーク。…(中略)あらゆる意味で普及の作品展(ウォールストリート・ジャーナル紙)、「魅惑的な写真」(誌)、「ベストのなかのベスト」(ヴァニティ・フェア誌)など、称賛の声は枚挙に暇がない。2002年に発行されたニューヨーク・タイムズ紙では、アラン・ライディングがヴェネツィアの作品展を次のように評した。「この作品の力は、フォーマルな美しさもさることながら、むしろ鑑賞者を包み込む独特の雰囲気によって作り出されている。…(中略)静寂と忍耐が時間を支配する世界を、我々はここでのぞき見ることができる〔 〕」 コルベールのキャリアは、1983年にパリで手がけた社会問題のドキュメンタリー映画から始まった。''On the Brink-An AIDS chronicle''と題されたこの作品は、9カ国で撮影され、1985年のACE賞で最優秀ドキュメンタリー部門にノミネートされた。その他の映像作品には、''Last Words''、''Finding a Way Home''などがある。これらの映像の制作が、やがて写真芸術へと発展していった。 グレゴリー・コルベールは、これまでに数々の賞を受賞したほか、さまざまな方面でその功績を認められてきた。2006年にルシー賞キュレーター・オブ・ザ・イヤーを受賞、2007年に映像作品''Ashes and Snow''がヴェネツィア映画祭の特別賞にノミネートされたほか Most recently, he was named the honorary ambassador of culture and tourism to Mexico.、最近ではメキシコの名誉文化・観光大使に任命されている。 ノマディック美術館の''Ashes and Snow''は、今後も際限なく世界各地を巡回する予定だ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グレゴリー・コルベール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|