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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『グロイザーX』とは、桜多吾作原作の漫画、ナック(現:ICHI)制作のロボットアニメ。1976年(昭和51年)7月1日から1977年(昭和52年)3月31日まで、毎週木曜日 19:30 - 20:00の時間帯に於いて東京12チャンネル(現・テレビ東京)で、全39話〔1977年1月20日の第5話、1月27日の第10話、2月17日の第13話の再放送を含む。〕が放送された。この他、関西テレビや東海テレビなどでも放送されていた。 第1話のサブタイトルから「大空の王者 グロイザーX」や「空爆ロボ グロイザーX」とも呼ばれるが、公式には単に「グロイザーX」である。 2004年に、DVDソフトが発売されている。 == 概要 == 東京12チャンネル初の巨大ロボットアニメで、ナックでは『アストロガンガー』(日本テレビ系)に次ぐ巨大ロボット作品。 『冒険王』(秋田書店)で、コミカライズ版の『マジンガーZ』を手がけ、過酷で壮烈なストーリーを描いた桜多吾作の原作による。『マジンガーZ』の原作者である永井豪が監修名義で、クレジットされている〔永井本人は「ノータッチだった」と証言(『アニメージュ』1984年5月号より)。〕。 全体的にハードなストーリーが展開され、ガイラー帝国の侵略部隊の尖兵となった、かつての親友と戦わねばならなくなったヒロイン・リタの悲哀や、主人公の仲間やその関わり深い人々が戦いの中で命を落とすなど、悲惨なエピソードも描かれた。敵勢力のガイラー帝国は元来、異星の宇宙調査団だったが、タカ派勢力のクーデターにより侵略部隊と化したものであり、ガイラー星人もヤン博士とリタ親子に代表される平和主義者や、帝国の隊長にも意に反して、ゲルドン帝王の下で地球侵略のため戦うことを強要されている者が存在するなど、従来の単純な悪の権化としての敵組織とは一線を画す描写がなされている。 終盤は地球人とガイラー星人の平和主義者たちが、ガイラー帝国に立ち向かう、連続したストーリーが展開された。最終回では戦いが終わった後の後日談に多くの時間が割かれており、地球とガイラー星の未来への希望と、母星に帰還するリタと譲の別れが描かれ、物語が締めくくられた。 戦闘シーンにおいては人型に変形することはできるが、飛行形態が基本という主人公機。同じく飛行形態が基本の敵ロボット。人型に変形しての格闘戦はあまり無く、大半が空中戦で決着がつく戦闘シーンなど、他の永井作品には例の無い変則的な要素が盛り込まれた。 1980年代までは『全怪獣怪人大百科』〔1981年までは、アニメ作品の敵キャラクターも掲載していた。〕(ケイブンシャ)に掲載される程度だったが、〔掲載されたのは空爆ロボのみで、各話の隊長に関する記述は一切ない。〕1990年代になり、各メディアで取り上げられ、その重厚な内容が知られるようになった。 ナック社長の西野聖市によれば、永井豪が当時『マジンガーZ』をめぐって、東映を相手に裁判を始め、東映が「一切、永井豪の作品をやらない」という姿勢を見せたため、ナックに持ちこまれた企画だったという〔『バトルホーク大図鑑』 (WILD GEEKS) p.76〕。 前述の通り、東映とのトラブルがきっかけとした作品である事に加え、マジンガーシリーズやゲッターロボシリーズなどの永井豪の作品とは完全に独立したストーリーであるためにメディアへの露出は少なく、現在まで、リメイクやスーパーロボット大戦シリーズの出演などは無い。例外的に、2000年にダイナミック企画の創立25周年記念として制作された『ダイナミック スーパーロボット総進撃』にゲスト出演している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グロイザーX」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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