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ケア・ハーディ : ミニ英和和英辞書
ケア・ハーディ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ケア・ハーディ : ウィキペディア日本語版
ケア・ハーディ[ちょうおん]

ジェームズ・ケア・ハーディJames Keir Hardie1856年8月15日 - 1915年9月26日)はスコットランド社会主義者、労働運動家。独立労働党及び同党を源流とする労働党創設者の1人にして、イギリス初の独立労働党議会議員となった。
== 生涯 ==

=== 出生から青年期まで ===
スコットランドマザウェル近郊の町ホーリータウンに程近いニューハウスに生まれる。のマリー・ケアは家政婦のデイヴィッド・ハーディは船大工であった〔William Stewart, ''J. Keir Hardie: A Biography.'' Revised Second Edition. London: Independent Labour Party Publication Department, 1925; pg. 1.〕。子沢山のハーディ家は間も無くグラスゴー造船業が盛んな地区に移った。父は船員としての生活よりも造船所での安定的な雇用を求めたものの、不安定な雇用環境には打ち勝てず、家庭の財政は苦しいものであった〔Stewart, ''Keir Hardie,'' Also he is related to Cam. pp. 1-2.〕。こうした事情から、7歳で汽船会社奉公人に出されたことにより正規の学校教育を受けられなかったものの、両親から読み書きなどを教わり、以後の独学に必要な最低限の教養を身に着けた〔Stewart, ''J. Keir Hardie,'' pg. 2.〕。その後は様々な低賃金の仕事を続けた。
クライドサイドで大規模なロックアウトが発生すると、労働組合員であり、かつ一家の大黒柱たる父も半年間にわたり一時帰休を余儀なくされ、ジェームズ少年の薄給が唯一の現金収入となる。家具などを徐々に手放して生計に充てていたものの、生活は苦しく、母も妊娠し仕事が続けられなくなるなどの不幸も重なり、兄弟の一人が亡くなった。ジェームズ自身も遅刻を2回したことにより失業し、父は仕方なく船員としての仕事を選び、母はグラスゴーから当時母方の祖母が住んでいたニューワートヒルに転居した〔Stewart, ''Keir Hardie,'' pg. 6.〕。10歳にして鉱山で1シフト10時間の換気口の担当の仕事を得ると共にホーリータウンの夜間学校へ通った〔Stewart, ''Keir Hardie,'' pg. 7.〕。
その後、父は船員の仕事を辞めエディンバラとグラスゴーとを結ぶ鉄道路線の建設工事に従事、工事終了と同時にクォーター村へ移り、ジェームズは採炭夫などを経て、20歳になる頃には一人前の熟練労働者となっていた〔Stewart, ''Keir Hardie,'' pp. 7-8.〕。このころからケアというあだ名で知られるようになった。一方、鉱山以外の世界を垣間見たいとの思いから、母から勧められて速記術を身に付けたほか、福音主義団体禁酒運動にも参加したのはこの時期のことである〔Stewart, ''Keir Hardie,'' pg. 8.〕。献身的な伝道を通じてやがては演説技術を会得、同僚からも弁の立つ人物として評価を受けることとなり、交渉役として支持されるようになった。しかし鉱山経営者からはアジテーター扱いされ、程無くしてジェームズ以下2人のは、地元の鉱業において出入り禁止を食らう羽目になった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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