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ケツルアズキ
ケツルアズキ(毛蔓小豆、学名:、英:black gram、別名:黒緑豆〔mungo)実生中のAntioxidant成分の検索 、竹内若子ほか、名古屋女子大学紀要. 家政・自然編 41, 81-86, 1995-03-05〕、ブラックマッペ)はササゲ属アズキ亜属に所属する、つる性草本。 日本では主に『もやし豆』として知られている。 耐乾性が強く、黒色~黄緑色の種子を付ける。インドからバングラデシュ、パキスタン、ミャンマーにかけて分布する、野生種(リョクトウ(緑豆)と共通祖先)から栽培化されたと考えられている〔『雑穀の自然史』p.131〕。 インドでは古来より保存食(乾燥豆)として一般的で、煮たり煎ったり、あるいは粉に挽いて用いられる。また、未熟な莢はサヤインゲンの様に野菜として利用される。 2R,5R-ビス(ジヒドロキシメチル)-3R,4R-ジヒドロキシピロリジンを含むマメ科植物には、血糖値を抑制する効果のあるα-グルコシダーゼ阻害作用を有するものがあり〔薬用食物の糖尿病予防成分 吉川雅之、化学と生物Vol.40 (2002) No.3 P172-178〕、アズキ、インゲンマメ、ケツルアズキ(コクリョクトウ)、リョクトウ、黒ダイズの順でその活性が高かった。エンドウ及びダイズではほとんどその活性を示さなかった〔、齋藤優介ほか、日本食品科学工学会誌、Vol.54(2007) No.12〕。
== 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケツルアズキ」の詳細全文を読む
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