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ケニング : ウィキペディア日本語版
ケニング

ケニング古ノルド語: ''kenning'' 。現代アイスランド語では と発音、ケンニング厨川文夫『厨川文夫著作集』(安東伸介、他編、金星堂、1981年)「中世英文学史」(上巻 pp.3-229)などでの表記。〕)とは、一般的な名詞に変わって用いられる迂言法の一種で、おもに古ノルド語やアイスランド語のに用いられた。代称法とも。
古ノルド語での一例を挙げると、「」という言葉を表すときに、一般的な名詞 ''sverð'' がそのまま用いられるのではなく、「傷つける鍬」 ''ben-grefill'' (エギル・スカラグリームスソン: "''Höfuðlausn''" 第8スタンザ)のような複合語や、「盾の氷」 ''randa íss'' (エイナル・スクーラソン: "''Øxarflokkr''" 第9スタンザ)といった属格が用いられた。
現代の研究者は、このケニングという語を、他の言語(特に古英語)におけるよく似た修辞技法を表すときにも用いている。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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