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ケネス・カールセン : ミニ英和和英辞書
ケネス・カールセン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ケネス・カールセン : ウィキペディア日本語版
ケネス・カールセン[ちょうおん]

ケネス・カールセンKenneth Carlsen, 1973年4月17日 - )は、デンマークコペンハーゲン出身の男子プロテニス選手。彼はATPツアーでシングルス3勝を挙げたが、その中には2002年ジャパン・オープン男子シングルス優勝もある。自己最高ランキングはシングルス41位、ダブルス134位。左利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。
== 来歴 ==
9歳からテニスを始め、1992年にプロ入り。すぐに男子テニス国別対抗戦・デビスカップのデンマーク代表選手に選ばれ、同年のバルセロナ五輪でオリンピックに初出場を果たす(シングルス・ダブルスともに1回戦敗退)。9月末のオーストラリアブリスベン大会で初の決勝戦に進んだ後、10月の「セイコー・スーパー・テニス」で初来日する。1993年全豪オープン4大大会にデビューし、いきなりミヒャエル・シュティヒとの4回戦まで進出した。同年6月7日付で、彼は世界ランキング「41位」に入り、男子テニスツアーのコンピューター・ランキングで50位以内に入った最初のデンマーク人選手となった。この年は全般的に好調で、ウィンブルドンでもセドリック・ピオリーンとの3回戦に進んでいる。しかし、彼の4大大会挑戦は決して順調ではなかった。
1996年、カールセンはアトランタ五輪で2度目のオリンピックに出場し、シングルス3回戦まで勝ち進んだ。1回戦でマーク・ノールズバハマ)、2回戦でジェイソン・ストルテンバーグオーストラリア)を破って勝ち進んだ彼は、3回戦で当年度のウィンブルドン準優勝者マラビーヤ・ワシントンアメリカ)に 7-6, 0-6, 2-6 で逆転負けした。デビスカップでは、デンマーク・チームはしばらくの間「ワールドグループ」(世界最上位のグループ、16ヶ国で構成)1回戦敗退 → ワールドグループ・プレーオフ勝利による残留を繰り返していたが、1996年9月20日-22日のワールドグループ・プレーオフでスペインに1勝4敗で敗れたため、1997年以後は「ヨーロッパ・アフリカゾーン」に転落してしまう。その後、デンマークはいまだワールドグループ復帰を実現させていない。
1998年4月、カールセンは香港大会のシングルス決勝でバイロン・ブラックジンバブエ)を 6-2, 6-0 で破り、ここでツアー初優勝を果たした。これはデンマーク人の男子選手がATPツアーで獲得した最初のシングルス・タイトルである。その後左肩の故障に悩み、2000年のシーズンを棒に振る。2度の手術で1年8ヶ月のブランクを経験し、2001年6月にようやくツアー復帰を果たした。2002年9月のジャパン・オープンで、カールセンは決勝でマグヌス・ノーマンスウェーデン)を 7-6, 6-3 で破り、4年ぶりのツアー2勝目を挙げた。この優勝により、カールセンは世界ランキングを65位まで戻した。2004年ウィンブルドンで10年ぶり3度目の3回戦進出を果たす。2005年2月、アメリカテネシー州メンフィス大会の決勝でマックス・ミルヌイベラルーシ)を破り、ツアー3勝目を達成した。
2006年全仏オープンの1回戦敗退を最後に、カールセンは4大大会の本戦出場から遠ざかる。2007年6月、彼は当年度限りでの現役引退を表明し、10月のスウェーデン「ストックホルム・オープン」とデンマーク・コルディング大会を最後に、16年間の現役生活に終止符を打った。最後の年には、2003年以来4年ぶりのデビスカップ戦もこなし、通算「40勝25敗」(シングルス29勝13敗、ダブルス11勝12敗)の成績を残した。デ杯デンマーク代表選手としての通算勝利数とシングルス勝利数は、クルト・ニールセントルベン・ウルリッヒに続くチーム歴代3位記録となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ケネス・カールセン」の詳細全文を読む




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