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ケベス祭 : ウィキペディア日本語版
ケベス祭[けべすさい]
ケベス祭(けべすさい)は、大分県国東市国見町櫛来の岩倉社で毎年10月14日に行われる火祭り。2000年12月25日に国の選択無形民俗文化財に選択されている。
== 概要 ==
起源も由来も不明の奇祭火の粉舞う「ケベス祭り」開催=大分県国東市〔地域〕 時事ドットコム、2013年10月16日〕。かつては旧暦9月14日に行われていたので、九月祭とも呼ばれた〔連載 「祭り歳時記 伝承を支える人々」 岩倉社のケベス祭 文化庁月報 平成24年11月号(No.530)〕。
岩倉社の境内に設けられた燃え盛るシダの山を守る白装束の「トウバ」と、そこに突入しようとする奇怪な面を着けた「ケベス」が争う〔。「ケベス」は何度も突入を試み、ついに9度目で成功して棒でシダの山をかき回し火の粉を散らすと、その後は「トウバ」も火のついたシダを持って境内を走り回り、参拝者を追い回す。この際に火の粉を浴びると無病息災になるといわれる。
「トウバ」は神社の氏子である10の集落が年ごとに輪番で務め、「当場」の字が当てられる〔。「ケベス」の由来は不明であるが「蹴火子」が転じたとの説がある〔ケベス祭【おおいた遺産】 大分合同新聞、2008年4月1日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ケベス祭」の詳細全文を読む




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