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ケルズの書(ケルズのしょ、''The Book of Kells'')は、8世紀に制作された聖書の手写本。 == 概要 == 「ダロウの書」、「リンディスファーンの福音書」とともに三大ケルト装飾写本のひとつとされ、アイルランドの国宝となっており、世界で最も美しい本とも呼ばれる。 縦33cm、横24cm。豪華なケルト文様による装飾が施された典礼用の福音書で、四福音書(マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書)が収められている。 聖コルンバの偉業を称えるために、スコットランド、アイオナ島のアイオナ修道院で制作が着手され、その後アイルランドのケルズ修道院で完成された。本来は貴金属製のカバーが取り付けられていたが、1007年に盗難にあった際にカバーは失われてしまった〔に記されている『コロムキルの大福音書』がこのケルズの書の事を指すとした場合。〕。 現在は、ダブリン大学のトリニティー・カレッジ博物館に所蔵されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケルズの書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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