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Kjeldahl method =========================== ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
ケルダール法(ケルダールほう、Kjeldahl method)は、化学物質に含まれる窒素の量を求める分析方法。によって考案された。 まず試料を硫酸と混ぜて加熱し、含まれる窒素を硫酸アンモニウムに変換する。その後、アルカリ性にして加熱し、発生するアンモニアの量を滴定によって定量する。食品や鉱物に含まれる窒素の定量、水質調査などに用いられる。 == 方法 == ケルダール法の具体的な手順は、ISO〔適用する試料・分野によって幾つかの異なる指針がある。食品に関する ISO 1871:1975、水質に関する ISO 5663:1984 など。〕、JIS〔JIS K 0400-44-40「水質-ケルダール窒素の定量-セレンを用いる無機質化後の方法」〕、日本薬局方〔第十四改正日本薬局方第一部 36. 窒素定量法(セミミクロケルダール法) 〕などで規定されている。 ケルダールフラスコに試料を正確に量り取り、硫酸を加える。液の沸点を上昇させるための硫酸カリウムと、分解を促進する触媒としてセレン・硫酸銅・酸化水銀〔毒性のため、現在では水銀はほとんど用いられることはない。〕のいずれかを加え、よく混ぜる。溶液が沸騰するまでフラスコを加熱し、反応を進行させる。液が透明になったら加熱をやめ、室温になるまで放置する。 水酸化ナトリウムと水を加えてアルカリ性とし、蒸留する。蒸留物は濃度既知のホウ酸、塩酸、硫酸などの水溶液中に導き、含まれるアンモニアを吸収させる。この水溶液にpH指示薬を加えて滴定することで、試料に含まれていた窒素分が算出できる。 河川湖沼水のように試料の窒素含有量が低い場合は、試料をケルダール法で分解後、希硫酸を捕集液として水蒸気蒸留を行い、インドフェノール法で留出液中のアンモニアを定量する 〔JISK-0102 44 有機体窒素〕が、後述のように、アゾ化合物やニトロ化合物を含む場合はケルダール法を適用できない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケルダール法」の詳細全文を読む
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