|
ケンク(Kenku)は、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)に登場する架空の鳥人である。薄汚れた外套に身を包んだ翼なきカラス人間であるケンクは、大都会の裏社会に隠棲するずる賢い悪党どもである。 ==掲載の経緯== ケンクが初めて登場したのはオリジナル版のモンスター集『Fiend Folio』(1981、未訳)である。発案者はリック・シェパード(Rik Shepherd)。 アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ(AD&D)第2版では『Monstrous Compendium Volume 2』(1989、未訳)に登場し、『Monstrous Manual』(1993、未訳)に再掲載された。 D&D第3版では『モンスターマニュアルⅢ』(2004)に、通常のケンクに加えて、“ケンクの闇討ち屋/Kenku Sneak”が登場した、『ドラゴン』329号(2005年3月)では“ケンクの生態”特集が組まれた。また、『ダンジョン』120号(2005年1月)掲載シナリオ、"The Forsaken Arch" にも登場した。 D&D第4版では、『モンスター・マニュアルⅡ』(2009)に以下の個体が登場している。 * ケンクの乱暴者/Kenku Ruffian * ケンクの戦士/Kenku Warrior * ケンクの組頭/Kenku Ringleader * ケンクの闇討ち屋/Kenku Sneak * ケンクの翼魔道士/Kenku Wing Mage * ケンクの暗殺者/Kenku Assassin 『ドラゴン』411号(2012年5月)では、デイヴィッド・アダムスによる“Winning Races: Kenkus”特集によってプレイヤー用種族として紹介された。 D&D第5版では、『Monster Manual』(2014、未訳)に登場している。 なお、パスファインダーRPGにケンクは未登場だが、ほぼ特徴を同じくしたテング(Tengu)が『Bestiary 1』(2009、未訳)に登場しており、『Advanced Race Guide』(2012、未訳)ではプレイヤー用種族として登場している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケンク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|