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ケント・ハーベック : ミニ英和和英辞書
ケント・ハーベック[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ケント・ハーベック : ウィキペディア日本語版
ケント・ハーベック[ちょうおん]

ケント・アレン・ハーベックKent Allen Hrbek, 1960年5月21日 - )は、MLBの元選手。ポジションは一塁手アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身。ニックネームは「Herbie」。
== 経歴 ==
MLBドラフトで地元のミネソタ・ツインズから17巡目に指名を受け入団。下位指名ながら早い時期に頭角を現し、にA級で打率.379・27本塁打・111打点を記録し、低迷していたチーム事情もあって3階級特進でメジャー昇格。8月24日ニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビューし、延長12回に決勝点となる本塁打を放った。
新本拠地メトロドームが開場したは開幕からメジャーに定着し、前半戦で打率.332・17本塁打・60打点を記録し、自身最初で最後のオールスターゲームに選出される。後半戦で失速したが、打率.301・23本塁打・92打点の好成績を残した。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票ではカル・リプケン・ジュニアに次ぐ2位に入った。は打率.311・27本塁打、キャリアハイの107打点を記録し、低迷していたチームが終盤まで地区優勝争いを続ける原動力となり、MVPの投票でウィリー・ヘルナンデスに次ぐ2位に入った。
はキャリアハイの34本塁打を記録し、チームの地区優勝に貢献。デトロイト・タイガースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第2戦でジャック・モリスから本塁打を放った。チームは4勝1敗でシリーズを制し22年ぶりのリーグ優勝を飾る。セントルイス・カージナルスとのワールドシリーズでは第6戦で満塁本塁打を放って勝利に貢献し、チームは4勝3敗でカーディナルスを破りワシントン・セネタース時代の以来、ミネアポリス移転後初のワールドチャンピオンに輝いた。
はキャリアハイの打率.312を記録する。は故障で109試合の出場に留まり、レギュラー定着以後初めて規定打席に到達できなかった。
は20本塁打・89打点を記録し、チームは前年の地区最下位から地区優勝。トロント・ブルージェイズとのリーグチャンピオンシップシリーズでは打率.143と不振だったが、チームは4勝1敗でシリーズを制し、4年ぶりのリーグ優勝。アトランタ・ブレーブスとのワールドシリーズでは第1戦で本塁打を放ったが、その後は不調。3勝3敗で迎えた第7戦では0-0の同点で迎えた8回に1死満塁のピンチを迎えるが、一塁ゴロを捌いたハーベックの素晴らしい処理で3-2-3の併殺を完成させ、ピンチを切り抜けた。試合はそのまま延長戦となり、10回にサヨナラで勝利を収め、ワールドチャンピオンとなった。同年ルー・ゲーリッグ賞を受賞。以後は故障がちとなり、1994年から1995年のMLBストライキによってシーズンが打ち切られたに34歳の若さで現役を引退。
通算293本塁打は、球団〔1960年までのワシントン・セネタース時代を含む。〕史上ハーモン・キルブルーの559本〔キルブルーは他にカンザスシティ・ロイヤルズ在籍時に14本を記録しており、通算573本。〕に次いで現在でも歴代2位である。に現役時代の背番号14』が球団の永久欠番に指定された。
地元出身ということもあってカービー・パケットと並んでファンから熱烈な人気を集めた。ゴールドグラブ賞の獲得こそなかったものの守備力にも優れ、新人時の監督ビリー・ガードナーは「私が27年間見た中で(一塁手としては)最高の守備の名手」と称えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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