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ゲシュム島(、)は、イランの島。ペルシャ湾のホルムズ海峡上に位置し、本土とはクラレンス海峡によって隔てられている。ケシュム島、キシュム島、キシム島などとも表記される。 == 地理 == ゲシュム島はイラン南岸のペルシャ湾に位置し、バンダレ・アッバースやバンダレ・カミールといった本土の港町と数キロの距離で向かい合っている。全長は135km、300平方キロメートルが無関税区域に指定されている。ホルムズ海峡の軍事上重要な地に立地しており、60km南にはオマーンのホサブ港、180km南にはアラブ首長国連邦(UAE)のラシッド港がある。幅は最も広い中央部付近で40km、最も狭いところでは9.4kmしかない。総面積は1491平方キロメートルで、バーレーンの2.5倍の大きさ。島の東端に築かれたゲシュム市と本土のバンダレ・アッバースは22km離れているが、島と本土は最も狭いところで2kmしかない。 年平均気温は27℃で、6月から8月にかけてが最も暑く10月から1月にかけてが最も寒い。年平均降水量は183.2mm。 島には59の町村があり、10万人が暮らしている。島民は漁業、ダウ船建造、商業、サービス業で生計を立てている。さらに行政、出稼ぎ労働者、学生など3万人が流入している。 探検家のウィリアム・バフィンは1622年にこの島でポルトガル軍と戦い、致命傷を負った。 イラン本土と島とをつなぐ橋梁を建設する計画が持ち上がっている〔http://payvand.com/news/07/sep/1158.html〕〔http://www.encyclopedia.com/doc/1G1-13540002.html〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゲシュム島」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Qeshm 」があります。 スポンサード リンク
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