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ゲゼ : ウィキペディア日本語版
ゲゼ

ゲゼ(GEZE)は、アニメ機動戦士ガンダムΖΖ』に登場した架空の作業用ロボット(モビルスーツ)。
== 機体解説 ==
コロニー「シャングリラ」でジャンク屋を営むゲモン・バジャックが独力で開発した、モビルスーツのジャンクパーツを寄せ集めたハンドメイドのヘヴィワーカー(重作業用MS)。パイロットはゲモン(1号機)及び、ヤザン・ゲーブル(2号機)、マシュマー・セロ(3号機、小説版のみ)。劇中では型式番号の類は明らかにされていないが、1号機と2号機の各機とも足の裏にそれぞれ機体ナンバーだけは刻印されている(第8話)。塗装は、1号機が青で2号機が赤茶。
主にグリプス戦役当時のMSのジャンクパーツで構成されており、高出力ジェネレータやムーバブルフレーム、装甲の一部にガンダリウムを採用するなど、技術水準だけで見れば第2世代MSに分類できる。ゲモンの言によれば「戦闘用MSとして十分なスペックを有して」おり、格闘戦に限れば十分なパワーを備えているが〔転がって来る自機と同サイズの大型ガスタンクを受け止め、持ち上げている。〕、作業用に特化しているためにまともな武装はない。劇中で使用したのは格闘戦用のロッドや、投擲に用いた廃材の鉄骨程度で、戦闘用MSの相手にはなり得ない。機動性に関しても、コロニー内で飛翔できるくらいの推力を有しているが、MA形態のガザCと足並みを揃えるのが難しいレベルである。
通常型とクローハンドを左右2本ずつ、計4本のアームを持ち、ゴンドラ式コクピットは胴体を一周するレールに沿っての移動が可能で、360度旋回できる上半身と併せて作業に関しては便利な構造である。しかし、正面をガラス扉1枚で隔てたのみのコクピットからも、戦闘に関してはまったく考慮されていないことがうかがえる。機構にも欠陥があり、ビームサーベルで斬られた際には機器が故障し、コクピットが高速回転していた。本機に搭乗したヤザンは、このレールに沿って移動するコクピットの仕様から「粋なMS」「惨めなMS」と評している。
明快でコミカルな物語を目指した『ZZ』の初期コンセプトを受けてデザインされ、「宇宙人」的な存在感を持つ。デザインは永野護により第一稿が描かれ、小林誠が第二稿へと修正し、伸童舎がフィニッシュ・ワークを行った〔『B-CLUB』第4号より。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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