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ゲタエ人 ( リダイレクト:ゲタイ ) : ウィキペディア日本語版
ゲタイ[ひと]
ゲタイギリシャ語:Γέται、Getai)は、かつて黒海の西側、ドナウ川流域(現在のルーマニア)に住んでいたとされるトラキア系民族。紀元前6世紀から古代ギリシアローマの史家によってその存在が記されてきた。史料によってはゲタエ(Getae)とも表記される。
==歴史==

===ダレイオス1世のスキタイ征伐===
アケメネス朝ペルシアのダレイオス1世(在位:紀元前522年 - 紀元前486年)はボスポラス海峡を渡ってイストロス河〔現在のドナウ川。〕を目指した。途中、ペルシア軍はトラキア地方を通過した際、サルミュデッソスを占拠するトラキア人や、アポッロニアメサンブリアの町以北に住む、いわゆるスキュミアダイ人,ニプサイオイ人らを戦わずして屈服させたが、イストロス河畔に住むゲタイ人だけが抵抗したため〔これについてヘロドトスはゲタイを「トラキア人の中では最も勇敢でかつ正義心の強い部族」と評している。〕、武力で屈服させるとともに、スキタイ遠征軍に加えて従軍させた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゲタイ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Getae 」があります。




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