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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 問 : [もん] 【名詞】 1. problem 2. question ・ 問題 : [もんだい] 【名詞】 1. problem 2. question ・ 題 : [だい] 1. (n,vs) title 2. subject 3. theme 4. topic
ゲティア問題とは、知識論上の問題で、正当化された真なる信念(:en:Justified true belief、以下JTB)に対する反例である。 名前はエドムント・ゲティア(:en:Edmund Gettier)が1963年に上梓した3ページからなる論文『正当化された真なる信念は知識か』(Is Justified True Belief Knowledge?)に負っている。 == 問題の所在とJTB定式 == この問題は基本的にはすべての人が関係しうるもので、「信念が知識になるためにはどのような条件が満たされなければいけないか?」というものである。 知識とは、正当化された真なる信念であるという定式がプラトン以来の伝統であり、これを「JTB定式」と呼ぶ。 JTB定式によれば、ある命題についての信念が :(a)その命題が信じられている :(b)その命題が真である :(c)その命題を信じる人が信じるに足る理由を持つ〔ここで何が「理由」とみなされるべきかという問題はそれ自体複雑なものではあるが、理由とは関係的なものであって、単に非合理的な信念ではなく、「事実」に基づいていなければいけないと考えられているのは確かである。〕 の場合知識となり、かつこれらが満たされている場合のみ知識となるとされている。 では、この「(a)かつ(b)かつ(c)は知識を持っている」は真であるか。 == 例題1== ===事案=== *スミスとジョーンズは、ある会社の採用面接にきた。 *スミスは、「ジョーンズが採用され、かつ、硬貨が10枚ジョーンズのポケットに入っている」という事実を確認した。 *スミスは、この事実から「採用されるのは、硬貨が10枚ポケットに入っている者である」との命題を信じている。 *スミスは知らないことであるが、実際に採用されるのはスミスであり、かつ、スミスのポケットにも10枚の硬貨が入っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゲティア問題」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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