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ゲパルト級ミサイル艇(, )または143A型高速艇()は、西ドイツ海軍ならびに統一ドイツ海軍(以下ドイツ海軍)のミサイル艇。公称は高速艇(Sボート)である。 本級は基本的に、ドイツ海軍が先行して配備していたアルバトロス級ミサイル艇(143型)の改良型として開発された。主たる改良点は個艦防空能力の強化であり、魚雷発射管と後部の76mm砲を廃して、RAMの搭載と機雷搭載量の増大を行っている。 主機としては、アルバトロス級と同様に、MTUフリードリヒスハーフェン社のMTU-16V-956-TB91型ディーゼルエンジンを4基搭載している。このエンジンは、1,515rpmにおいて4,000馬力、1,575rpmにおいて4,500馬力を発揮できた。4軸推進方式で、スクリュー・プロペラは3翼、直径は1.30メートルであった。また、177馬力/135kVAのディーゼルエンジンを4基、発電機として搭載する。 本級は、AGIS戦術情報処理装置およびリンク 11による海軍戦術情報システムを備えている。1999年より、タレス・グループによって、戦術情報処理装置の強化改修が行なわれた。レーダー装備は比較的簡素で、低空警戒を兼用するWM-27/52 DU射撃指揮レーダーとSMA 3RM-20航海レーダーを搭載するのみである。 主兵装としてエグゾセMM38 艦対艦ミサイルを艇の中央部に4基搭載し、また対空・対水上の両用砲としてオート・メラーラ 76mmコンパクト砲を前甲板に1基搭載する。アルバトロス級では、艇尾側にももう1基の76ミリ砲が搭載されていたのに対し、本級ではこの代わりにRAM近接防空ミサイルの21連装発射機を搭載できるスペースを確保して就役したが、RAMシステムの開発遅延に伴って、実際への搭載開始は1993年にずれこみ、1997年までに全艇が搭載改修を受けた。 == 参考文献 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゲパルト級ミサイル艇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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