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ゲムツズマブ・オゾガミシン ( リダイレクト:ゲムツズマブ オゾガマイシン ) : ウィキペディア日本語版 | ゲムツズマブ オゾガマイシン
ゲムツズマブ オゾガマイシン(Gemtuzumab ozogamicin、商品名:マイロターグ)は急性骨髄性白血病(Acute Myelogenous Leukemia:AML)の治療に用いられる抗体薬物複合体(Antibody-drug conjugate、ADC)の一つである。CD33に対するヒト化モノクローナル抗体(ゲムツズマブ)部分と、細胞毒性を有するカリケアミシン系のオゾガマイシン部分から成る。米国では2000年から2010年まで販売されていたが、ダウノルビシン・シタラビン併用療法への上乗せ並びにシタラビン大量投与への上乗せで有効性が見られず、死亡例が増加したとして承認取下げとなった。日本では2005年5月に承認され、添付文書警告欄に他の抗悪性腫瘍剤と併用しないこととされており、販売は継続されている。 ==作用機序== ゲムツズマブは、末梢血では単球に、骨髄中では顆粒球及びマクロファージ前駆細胞に発現するCD33に対するモノクローナル抗体であり、細胞毒であるカリケアミシン系のオゾガマイシンと結合している。CD33は殆どの白血病性芽細胞にも発現している為、オゾガマイシンを選択的にがん細胞に送達出来ると期待されていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゲムツズマブ オゾガマイシン」の詳細全文を読む
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