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コアゼガヤツリは、水田などで普通に見られる小型のカヤツリグサ属の植物。小穂をつける枝がにぎやかなのが特徴。 == 特徴 == コアゼガヤツリ(''Cyperus haspan'' L.)は、単子葉植物カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草。湿地にはえる柔らかな植物である。 根茎は横に這い、節々から花茎を立てる。根茎の様子は変化が多く、長く伸びる場合もあり、特に湿地ではよく広がる。その場合には花茎の根元の葉が発達しないことが多い。またほとんど横に広がらない場合もあり、その場合には花茎の根元の葉がある程度出る。全体に黄緑色でつやがある。 花茎はほぼ直立するが、柔らかくて頼りない。高さは20-50cm、断面は三角。先端に単一の花序をつける。その基部からは1-2枚の苞が出る。苞は細い葉状で、長いものは花序の枝より長くなる。 花序は長さ5-10cmくらいの枝が10-20も出て、それらは時に花茎の先端からくす玉のように広がる。この数は小型のカヤツリグサの中では多いものである。それぞれの枝の先端に2-3個ほど頭状に集まり、あるいはさらに短く枝が出てその先に小穂をつける。 小穂は長さ5-10mm、線形で扁平、赤みを帯び、10-25個の小花を含む。鱗片の先端はわずかに芒状に突出する。果実は倒卵形で断面は三角、柱頭は三裂する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コアゼガヤツリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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